XULは引退間近?

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Android版Firefoxは、14になって劇的に速くなったという。

私のスマートフォンでは、Googleで検索してから検索先のページへ行こうとするとクラッシュするという状況。どれくらい速くなったのかは確認できない。

しかしそれはいずれ解決するだろうからいいとしても、もっと問題なのは速くなった理由のほうだ。UIがXULではなくAndroidのネイティブUIを使って作られることになった。エクステンションもXULではなく新しいAPIで作ることになる。

以前のAndroid版Firefoxはまともに動かなかったので、XULを捨てるという決断も仕方がないところだと思う。

一方デスクトップでも、XULは少しずつ引退への道を歩んでいるように見える。もうすぐ一般公開されるMozilla MarketplaceにはHTML5で書かれたアプリケーションが並ぶ。搭載端末が来年発売されるFirefox OS(Boot to Gecko)でもアプリケーションはHTML5で書かれる。XULの居場所はなさそうだ。

現在開発中のKmoneyは、デスクトップ向けにXULアプリ、スマートフォン向けにAndroidアプリという2バージョンに分けるというプランで進めている。しかし、まずはXULアプリの開発を進め、もし可能ならAndroid版Firefoxでもコードを共有したいと思っていた。見当違いの願望だったようだ。

今すぐKmoneyをHTML5で書き直すわけにはいかない。HTML5を使う場合、データベースはIndexedDBで作ることになる。これはまだW3Cの仕様が確定していないので導入しにくい。しかもスマートフォンに関してはFirefox OSが日本市場に登場するかどうかもまだ分からない。

XULアプリはJavaScriptでアプリケーションロジックを書くので、それでJavaScriptに慣れておけばHTML5への対応もやりやすくなる。とりあえずはそう考えてXULを使い続けることにしたい。