Mozilla Japanセミナー & Developer Meeting

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Mozilla Japanが主催した3/2のセミナーに参加した。講演者の一人だったpiroさんが詳しい報告を書いてくれている

Mozilla Corporationのビジネス担当のJohn Lillyは、Firefoxのシェアは世界的に急伸しているのに日本でのシェアは低いままだ、とのこと。スラッシュドットでもこの問題で議論が沸き起こっている

技術担当のMike Schroepferの話で知ったのがRevealというエクステンション。タブをいくつか開いているときにF2キーを押すと各タブの内容がサムネイル画像で表示される、というもの。Firefoxでこんなことができるのか、と感心した。

piroさんの話はエクステンションを開発する方法の解説。私がXULアプリケーション作成入門を書いた頃とは作り方が少し変わっているようだ。Googleにアクセスしようとしたときに別のサイトに飛ばす方法の解説が興味深かった。window.open()を書き換えるという、解説されてみれば非常に単純なものだ。しかし、そんな方法みんなに教えちゃっていいのか?(笑)

セミナーの後、夕方からはDeveloper Meeting。Mike Schroepferと中野雅之さんが話した。piroさんも話す予定だったようだが、議論が白熱したので時間切れ。

このミーティングには正直なところ私は苛立ってしまった。日本でのFirefoxのシェアはなぜ伸びないのか、開発への貢献をどうやって増やしていくか、といった議論が中心で、技術的な中身がほとんどなかったからだ。Developer Meetingとは到底言えない内容だった。参加者の一人がXPCOMでJavaのコンポーネントを作るための方法を質問し、別の参加者がそれに答える、という面白いやりとりもあったのだが、発展しないまま別の話題に移ってしまった。

中野さんはBugzilla-jpでのバグ報告のレベルが下がっている点を何度か問題にしていた。私が積極的に関わっていた頃にもひどいバグ報告はあったが、ごく一部だった。Firefoxのユーザーは数年前とは質が違ってきているのかもしれない。Bugzilla-jpにはLinuxユーザーが少ない、とも話していたが、私の頃にはLinuxユーザーが多数派だったような気がする。

私はもじら組での自分の活動に関して残念に思っていることがある。Bugzilla-jpの運用やWeb標準普及プロジェクトに時間を取られてしまい、バグフィックスへの貢献があまりできなかったことだ。バグ報告を受け、再現試験を行い、本家のBugzillaに報告。Webサイトの問題が報告されたら修正案を作成し、サイトの管理者に連絡。そんな作業だけで手一杯だった。

中野さんはフルタイムの開発者なので私とは違うだろうが、Bugzilla-jpの運用に関わりすぎると私と同じ穴に落ちてしまいかねない。気をつけてほしいと思う。といっても代わりがいなければどうしようもないのだが。