次の前線はどこに?

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私は譲れぬ闘いを何度読み返したかわからない。デスクトップPCへのLinuxの進出を考えるとき、もっとも力を入れるべきなのはブラウザだ、とこのエッセイは訴えている。まさにその通り、と考え、ずっとMozillaに関わってきた。

現在のMozilla/Firefoxは、機能的には既にInternet Explorerを超えている。Firefox 1.0はInternet Explorerからシェアを奪いつつある。つまり、前線の一つで勝利が得られたわけだ。

では、次の前線はどこにあるんだろう?

デスクトップPCでWindowsとLinuxを比べた場合、まだ負けている分野は多い。私がとくに危機感を持っているのは動画や音楽の再生環境だ。Windows Media Playerはよくできている。xine, MPlayer, Helix Playerはまだまだ。xineやMPlayerはGUIの独自性が強すぎて、GNOME環境に馴染んでいない。Helixはどことなく閉鎖的な感じがする。

コミュニケーションツールはブラウザ以上に使用頻度が高いので、私の大きな関心分野だ。とくにインスタントメッセンジャーはこれからもっと利用者が増えるだろう。この分野で先行しているのはMSNメッセンジャー、Yahooメッセンジャー、skype。オープンソース系だとJabberがあるが、音も映像も出ないのが難点。

再来年に出るというLonghornへの対抗としては、MonoLooking Glassが面白そうだ。とくにMonoに関しては、Mozilla FoundationのBrendan EichがLonghornへの対抗を訴えたときからずっと注目している。

Mozillaの次の課題を探してなにかやりたいという気持ちはあるのだが、関心が散ってしまってなかなか一つに絞れない。誰か私をリクルートしてくれ(笑)。