続・「ブント」の暴力事件

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「ロフトプラスワン襲撃を許さない共同声明」のWebページが開設された。「ブント」の活動家が佐藤悟志氏に殴りかかった瞬間を撮ったビデオもある。

当初、「ブント」はこの件に関して公的には何も弁明しないという態度を取っていた。それほど重大な問題ではない、ということだった。しかし、最近になって彼らの機関紙『SENKI』に「7・16ロフトプラスワンの血気」という小さな文章が掲載された。

 「言論の自由」というのは、「何を言ってもいい」ということではない。言論の自由は、「他者に危害を加えない範囲」で守られるべきものだ。他者の人権や人間としての尊厳を著しく侵害するような言論は自由ではない。〔……〕侮辱されたのはわれわれブントであり、正義を希求し、人間的自由を実現しようというわれわれの思想性だ。黙っているわけにはいかない場合もあるのである。ナチス棒と催涙スプレーで「武装」するファシストに対し、やむにやまれず素手のブントの若者がちょっとだけ血気にはやったのである。

「他者に危害を加えない範囲」で、とはよくもヌケヌケと言ったものだ。侮辱に抗議したいなら、それこそ佐藤氏に「危害を加えない範囲」でやればよいではないか。

ナチス棒と催涙スプレーで「武装」、というのがデタラメであることもビデオを見れば明らかだ。彼らはトークの最中の佐藤氏に突然殴りかかっている。殴りかかった後すぐに逃亡しているところを見ると、「ちょっとだけ血気にはやった」のではなくて事前の計画通りの行動だったのではないかと思えてくる。

この事件は共産主義者同盟・戦旗派(通称西田派)の機関紙『戦旗』や『SPA!』での鈴木邦男の連載記事でも取り上げられた。この問題はもう少し続きそうな気配だ。