告発のとき

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イラクから帰還したばかりのマイクが基地から姿を消す。父親のハンクはすぐに基地を訪れ、息子を探そうとするが、軍も警察もあてにならない。しかしハンクは軍で警官として働いた経験を生かし、みずから調査を始める。そこで少しずつ真実が明らかになっていく。ベトナム戦争を経験しているハンクでさえ理解できない真実。

ベトナム戦争のときより深刻な事態が進行している、というこの作品の視点には驚いた。その一方、イラクから帰還した兵士たちに対する偏見を強めることにならないか、という危惧も感じた。兵士たちの問題に焦点を当てること自体はいいのだが、やりすぎるとイラク戦争の是非が問われなくなってしまう気がする。

ハンクを演じたトミー・リー・ジョーンズは、淡々としていて渋かった。シャーリーズ・セロンやスーザン・サランドンがあまり活躍していないのは残念。

公式サイト:http://www.kokuhatsu.jp/
評価:★★★★★
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